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ルーズヴェルトゲームが半沢直樹を超えられない3つの理由 [視聴者の声]


ルーズヴェルトゲームの第3話が終わりましたね。


私はルーズヴェルトゲームのおかげで毎週日曜日が楽しみですが、
世間的には半沢直樹は超えられないという声がちらほら上がっています。

hannzawanaoki.jpg

現に視聴率を見てみると、
半沢直樹:19.4% 21.8% 22.9%・・・
ルーズヴェルトゲーム:14.1% 11.8% 13.7%・・

と、半沢直樹が右肩上がりなのに対してルーズヴェルトゲームは第3回で持ち直すものの、
半沢直樹ほどの伸び率はまだ見えていません。


ルーズヴェルトゲームが半沢直樹を超えられない理由の裏側を解説しようと思います。


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①感情移入できない
②二番煎じ感が否めない
③TV局からの圧力


それでは、1つ1つみていきましょう。

①感情移入できない

半沢直樹は、どこにでもある家庭のサラリーマン代表という人物像でした。

家にはちょっと気の強い妻(上戸彩)がいて、会社では上司からの責任のなすりつけをされたりしながらも、時には一緒に入社した同期と共に酒を飲みながら自分の悩みや趣味(剣道)を楽しむという、
良い意味で誰にでもあり得る人物が主人公でした。


実際に、今の日本の家庭を支える大黒柱的である父親はサラリーマンである事は多いです。

それが半沢直樹的な存在なのかそれとも、上司なのかは人それぞれですが、
半沢直樹には、対立する上司の家庭なども描かれていて、
とても感情移入がしやすい作品でした。


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だからこそ、自分と同じような境遇にいる!
と話題が話題を呼び、ストーリーでは嫌がらせをしてくる上司に対して「倍返しだ!」という
言葉もヒットしました。


しかし、ルーズヴェルトゲームはどうでしょうか。


ルーズヴェルトゲームは主人公は社長です。

ruzuberuto.jpg

話を見ていけば、会社の存続を第一に考えて、社員を解雇したり、
色々な事を上の立場として決めていくという重要な任務なんだなという事がわかりますが、
一般的な人が感情移入する事は難しい役職であります。


さらに、現時点では社長である細川の家庭も描かれていなければ、
趣味といったものも特になく、社長である事はわかりますが、そのバックボーンが見えません。


そういった意味で、半沢直樹に対して、
細川という人間性の部分に焦点が当てられていません。


もちろん、だからといって焦点を当てすぎても、二番煎じ感が強くなってしまうのですが。


そういうところもあって、とにかく会社の事を考えているというのは一般的な人にとっては
理解はできるけど、感情移入はできないという感覚が強いと思われます。



②二番煎じ感が否めない。

これは、読んで字のごとくです・・。

私は個人的に香川照之の演技は今を輝く俳優陣の中でもピカイチだと思いますが、
それでも他のキャストをなぜ同じ人を使ってしまったのかなと思わざるをえない部分があります。
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「お前はもうゲームセットだ!」という言葉をはやらせようとする感じや、
半沢直樹で悪者を演じた人が良い人役を演じている感じなど、そういう事務所的な背景はすべて抜きにして、面白い作品を作ってもらいたかったです。

といっても、それができないのが芸能界なのでしょうがないですが。。
③に続く。。


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③テレビ局からの圧力

ルーズヴェルトゲームは半沢直樹と同様に、原作があります。


今回のルーズヴェルトゲームは原作を読んだ人ならわかりますが、
原作と違う部分が結構あります。


例えば、チアリーダーの山崎美里(広瀬アリス)と沖原和也は恋愛的な関係にある
とドラマではなっていますが、
実際の原作では野球部のチアリーダーは40代女性の野球好きのおばさんたちです。


原作では恋愛チックな描写はありませんが、
おそらくテレビ局側から、

新人俳優の◯◯をなるべく出してくれ!
半沢直樹を超えろ!
流行語大賞にノミネートするようなフレーズを作れ!

などなど、純粋にドラマを作るだけではなく、
本来なかった恋愛などを台本にねじ込んでいるのだと思います。
スクリーンショット 2014-04-29 16.23.43.png

視聴率は恋愛モノがなくとも取れる。
というのは、半沢直樹で証明済みですが、仲良くしなければならない芸能事務所とテレビ局側の
交渉の末、テレビというものが出来上がっているので、そこはしょうがないのかなと思います。


以上、3つの理由が半沢直樹を超えられない理由でした。


実際に、作品の原作自体はものすごく良いものだし、
監督さんの撮影方法なども素晴らしいので次はぜひ違う形で見てみたいですね。

ルーズヴェルトゲーム・沖原和也の野球部暴力事件の真相 [ネタバレ]


第1話では、沖原和也(工藤阿須加)が製造部の代わりのピッチャーとして
153kmの球を投げ、話題を集めました。

153km

ちょうど、野球部はピッチャーだったエースの飯島がイツワ電気へ引きぬかれていたので、
青島製作所の野球部にとっては、凄く良い機会。

青島製作所の野球は、「3点取られたら4点取る。7点取られたら8点取る。」の
やられたらやり返す!の逆転野球を目指していましましたが、
守備の要であるピッチャーの逸材がいるという事で、沖原和也を引き抜こうとしていました。


しかし、沖原和也は「野球には興味が無い」と言ったり、何か野球に良い思い出がないようです。

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実は沖原和也は高校生の時野球をやっていて、高校1年生の時から物凄く上手く、
名門校で1年生からエースになりました。


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しかし、ピッチャーの座を奪われた先輩はそのことに腹をたて、
沖原和也の事を周りの野球部員と共にいじめます。


練習の靴を隠したり、ユニフォームを隠したり、執拗に練習をさせたり、
肩を壊すように1日に200球も投げさせたりしました。

スクリーンショット 2014-04-30 17.28.19.png

さすがに、コレ以上はいじめに耐えられないという所まで、
エスカレートしてきた時に沖原和也は監督にいじめの事を相談します。


しかし、監督はいじめの話をサッと流し、ちゃんと受け答えをしませんでした。


そして、監督に告げ口をしたことが先輩の野球部員にバレてしまい、
さらにいじめがエスカレートしてしまいます。

監督に言っても何もしてくれず、自分の大好きな野球の邪魔をしてくるので
かなり参っていた時に、沖原和也の家庭が母子家庭で借金を抱えていた事を先輩はバラして、
馬鹿にしてきました。


その事に我慢ができなくなった沖原和也は遂に先輩を殴ってしまいます。


ピッチャーの座を奪われて悔しくて沖原和也をいじめていた先輩は
イツワ電気のエースである如月一磨(鈴木伸之)でした。
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殴られた如月は、沖原和也の暴力事件と大事にし、
いじめの事実を隠蔽しました。

相談された野球部の監督は如月の父親と古くからの知り合いだったこともあり、
いじめを相談された事を隠し、沖原和也が暴力事件を起こした事にします。


そうして、沖原和也は野球ができない状態になってしまったのでした。


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なので、派遣社員で他の人よりもよく働き、
「お金を使っている所を見たことがない」と言われたり、
正社員になりたがっていたり、
毎日お弁当を持参して食べているのは、

母親の借金を自分が働いて返すためでした。


なので、「俺には野球をやる時間なんてない」と言っていた理由も納得できますね。

このような暴力事件があった為に、野球が嫌いになってしまったのでした。


しかし、久しぶりに目の前でみた青島製作所の社内野球では思わずピッチャーを
やりたくなってしまったのかもしれないですね。



そして後に沖原和也は青島製作所の野球部に入る事になりますが、
その事をしった如月は沖原和也を潰すそうとしてきます。


・・・・


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自分のポディションを奪われた恨みって怖いですね。


実力がないのをいじめで蹴落とすって酷い話だとは思いますが、
実は漫画の世界だけではなく、こういう事は結構あるらしいです。


現在では、野球を引退しているPL学園の清原和博選手も、

「現役時代は1年生の頃から桑田と共にレギュラー入りをしていて、
桑田は礼儀正しいから何もされなかったが、俺は先輩達の目の敵にされ、
顔以外は怪我だらけだった。

それでも、先輩には絶対服従だったので逆らえなかった」と告白しています。
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これを聞いた時は、あの番長・清原和博でもこんな事を経験していたのか!!
とビックリした記憶がありますが、それでも手を出さなかった精神力はプロでアノ年齢まで
活躍できる所にいきているんでしょうね。


ちなみに、沖原和也(工藤阿須加)はあの元プロ野球選手の工藤公康の息子だそうです!!

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通りでフォームが様になってたなと思ったんですが、
青島製作所の野球部員は、台本では弱小チームですが、実はみんな野球がリアルに美味いそうですね。


確かに、4番の鷺宮がヒットを打った時のバットを投げて1塁ベースに走る動作は
かなり野球慣れしているなと感じました。

ちょっと細かすぎて伝わらないかもですが、細かい部分を見てみると
結構面白いですよ。


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